EX-300S

静電気による電気障害の発生を防ぐ導電床。半導体や電子機器の製造・組立て施設に適しています。

EX-300S

EX-300NF


  • 人体に帯電した静電気を除去するためには、床材だけでなく、静電靴などの着用が必要です。また、必要に応じて静電靴などの他にリストバンドなど帯電防止用の設備類(ESD*保護アイテム)をご使用ください。
  • 特殊な場所での床材の選定に当たっては、ESD*コーディネーターの有資格者などの専門家にご相談願います。 *ESD : 静電気放電 (ElectroStatic Discharge)
  • 目皿廻りなど極端な勾配部では、配合材の特性により平滑な仕上が得られません。あらかじめご了承ください。
  • 冬期の施工では白化、艶引けの可能性があります。

特長

  • 場所によるバラツキの少ない、安定した帯電防止効果のある仕様です。
  • エポキシ樹脂を基材とするシームレスの床です。
  • 流しのべ工法特有の美装性とエポキシ樹脂の堅牢性で、様々な作業床やクリーン施設の静電気防止床としてご使用いただけます。

主な用途

  • ホコリの付着防止を必要とする施設・半導体製造工場・バイオ施設のクリーンルーム(CR・BCR)・精密機械・光学機器工場・その他クリーンゾーンの床に適しています。
  • 人体帯電による静電気障害の防止が必要な施設。電子部品組立工場・計器室・医療施設など。
  • 静電気スパークによる爆発や火災などの予防が必要な施設。
    生産工場・・・・粉体・溶剤などを使用する医薬品・化学・印刷・火薬工場・倉庫・実験室など(GMP・GLP対策)
  • 上記に加えて難燃性の必要な施設。(EX-300NF)
  • その他、清掃性・美装性を必要とする床にも適しています。

標準仕様

品番
グリップコート EX-300S (無溶剤型)
グリップコート EX-300NF(無溶剤型)
材質
常温硬化型二液エポキシ
工法
流しのべ工法
呼称厚み
EX-300S(1mm*,1.5mm, 2mm)
EX-300NF(1.5mm)
表面仕上
平滑
標準色
12色
適用下地
モルタル又はコンクリート

* 1mm仕様は、G-30の改修など平滑な下地の場合に適します。

物性値

試験項目 物性値 試験方法
漏洩抵抗 0.01~100MΩ JIS C61340準拠(500V)
(労働安全衛生総合研究所法準拠)
表面抵抗 0.025~50MΩ JIS C61340準拠(500V)
(N.F.P.A.法準拠)
接着強度 2.0 N/mm² 以上(下地破壊) 建研式接着力試験機※1
耐摩耗性 70~160mg テーバー式摩耗試験機※1
CS-17,9.8N,1000回
耐滑り性   BPN値 µ T.R.L式スキッド
レジスタンステスター
乾燥状態 75 0.75~0.96
10 0.10~0.13
湿潤状態
Oil(JIS.No.3) 15 0.15~0.20
圧縮強度 38.2 N/mm²(一次降伏点)
JIS K6911準拠
76.4 N/mm²(破壊強度) JIS K6911準拠
引張強度 25.8 N/mm² JIS K6911準拠
硬度 85°(ショアーD) JIS K7215準拠※1
耐衝撃性 落球50回で、下地コンクリート
平板の割れによる亀裂
JIS歩道用コンクリート平板に塗布した面へ
1kgの鋼球を1m高さより落下
2.5kJ/m² JIS K7111準拠
(シャルピー衝撃)
残留凹み 0.01mm JIS A5705準拠
酸素指数
(燃焼性)
30.7(難燃性)※2 JIS K7201準拠
線膨張係数 6~8×10-5/℃ JIS K6911準拠
  • 物性値は測定値であり、保証値ではありません。
  • 1 N/mm²= 1 MPa ≒ 10kgf/cm²
  • ※1NNK(日本塗り床工業会)試験方法準拠
  • ※2 酸素指数は、難燃仕様EX-300NFの物性値を示します。

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EX-300WPシリーズ

導電プライマーに水系材料を使用。刺激臭がなく改修工事に適した仕様。

EX-300WP

特長

  • 環境に優しい水系の導電性プライマーを採用。刺激臭がなく、改修時などにも適しています。
  • 水系導電性プライマーをはじめ、その他工法の材料も無溶剤エポキシ樹脂を採用。溶剤型と比較して、換気による養生費用の削減が可能となり、コストの削減につながります。

主な用途

  • ICやセンサーなどの静電気破壊防止が必要な電子部品組立工場。
  • ホコリの付着防止を必要とする施設。
  • 静電気スパークによる有機溶剤や火薬など爆発や火災の防止が必要な施設。
  • 上記用途での主としての改修工事向け。

試験データ

静電気対策の関連規格と塗り床の導電性(漏洩抵抗、等)について

※3 静電気安全指針は、基本的に、工場や事業場での静電気による火災や爆発を防止するための、危険性の評価および静電気の抑制について適用するものです。
生産障害などに関する静電気対策には直接に適用されるものではありませんが、ガイドラインの概念は静電気による様々な障害にも広く利用されています。
※4 印加電圧 : 10~500V
※5 作業者(人体)の漏洩抵抗=主に「靴の抵抗」と「床の漏洩抵抗」の和
※6 印加電圧 : 500V

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